寄羽の橋(読み)よりばのはし

精選版 日本国語大辞典 「寄羽の橋」の意味・読み・例文・類語

よりば【寄羽】 の 橋(はし)

  1. 鳥が羽を寄せ合ってかける橋。特に、陰暦七月七日の夜、牽牛織女二星が相会う時、天の川に鵲(かささぎ)が羽を並べてかけるという橋。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「かささぎのよりはのはしをよそながらまちわたる夜になりにけるかな〈殷富門院大輔〉」(出典:新勅撰和歌集(1235)秋上・二〇九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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