二星(読み)ニセイ

精選版 日本国語大辞典 「二星」の意味・読み・例文・類語

ふたつ‐ぼし【二星】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの星。特に、牽牛(けんぎゅう)星と織女星とをさす。ひこぼしとおりひめぼし。二つの星。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「雨天なりければ 片糸か雨のこよひの二星〈重頼〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)六)
  3. ( 「いりやまがた(入山形)に二つ星」の略 ) 江戸新吉原の最上位遊女
    1. [初出の実例]「二ツ星見付て娵はこいつだね」(出典:雑俳・柳多留‐六三(1813))

じ‐せい【二星】

  1. 〘 名詞 〙 二つの星。特に、牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「二星(じせい)たまたま逢へり いまだ別緒依々の恨を敍べざるに〈小野美材〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)上)

に‐せい【二星】

  1. 〘 名詞 〙 二つの星。特に、牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星。二つ星。めおと星。じせい。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「今日仰二星之佳会」(出典:中右記‐保安元年(1120)七月七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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