富は屋を潤し徳は身を潤す(読み)トミハオクヲウルオシトクハミヲウルオス

デジタル大辞泉 の解説

とみおくうるおとくうるお

《「礼記大学から》財宝を多く持てば家が栄えるのと同様、徳を多く積めばその人の品格が高くなる。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

とみ【富】 は 屋(おく・いえ)を潤(うるお)し徳(とく)は身(み)を潤(うるお)

  1. 財宝が豊かであれば家が栄え、徳行を積めば、その身が尊く、立派になる。〔文明本節用集(室町中)〕 〔礼記‐大学〕

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故事成語を知る辞典 の解説

富は屋を潤し、徳は身を潤す

誠実に行動して人徳を備えることの大切さを述べたことば。

[由来] 「礼記―大学」の一節から。「『富は屋を潤し、徳は身を潤す(財産が家を豊かにするように、人徳はその人自身を豊かにする)』。なぜなら、心が広いと外見もゆったりと見えるからである」と述べています。

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