人徳(読み)ジントク

デジタル大辞泉 「人徳」の意味・読み・例文・類語

じん‐とく【人徳】

その人の身についている徳。にんとく。「人徳のある人」「人徳を慕う」

にん‐とく【人徳】

じんとく(人徳)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人徳」の意味・読み・例文・類語

じん‐とく【人徳】

  1. 〘 名詞 〙 その人に備わっている徳。にんとく。
    1. [初出の実例]「天経在憶。人徳帰厚」(出典本朝文粋(1060頃)四・請諸節会等依旧不停踏歌菅原文時〉)
    2. 「『人徳ですかね』と高之は昂然として笑った」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)
    3. [その他の文献]〔楚辞‐離騒〕

にん‐とく【人徳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にんどく」とも ) その人にそなわっている徳。じんとく。
    1. [初出の実例]「貧乏しても苦にせずに笑って居られるやうな人を、ああ、あの人はにんどく(人徳)やと云ひます」(出典:紺野機業場(1969)〈庄野潤三〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む