共同通信ニュース用語解説 「富士山と噴火」の解説
富士山と噴火
山梨、静岡県境にある標高3776メートルの火山で日本最高峰。富士山火山防災対策協議会によると、過去5600年間で確認された約180回の噴火のうち、96%は小規模か中規模の噴火だった。確かな記録が残る最後の噴火は1707年の「宝永噴火」だが、2000年ごろから低周波地震が頻発するようになった。12年に国、自治体、専門家を交えた協議会が設立され、対策検討が本格化。「広域避難計画」を14年に策定した。21年にはハザードマップを改定し、被害想定区域が拡大した。
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