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低周波地震 ていしゅうはじしんlow frequency earthquake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

低周波地震
ていしゅうはじしん
low frequency earthquake

地震の規模(マグニチュード)が同程度の通常の地震に比べて,地震波周波数が低く長周期成分が強い地震。マグニチュードが大きい場合でも数値の割に震度が小さく,有感領域も狭いことが多い。ぬるぬる地震,スロー地震などの俗称がある。原因としては,断層の動きがするりと滑るため,あるいは断層運動がゆっくりと起こるためと考えられている。海底で起こった場合,マグニチュードの数値から予想されるよりもはるかに大きな津波が発生することがあり,1896年の明治三陸地震津波や 1946年のアリューシャン地震などの例がある。火山周辺でも小規模の低周波地震がしばしば発生するが,この場合の原因はマグマとの関連性が考えられる(→火山性地震)。

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