寒鴉(読み)カンア

精選版 日本国語大辞典 「寒鴉」の意味・読み・例文・類語

かん‐あ【寒鴉・寒鵶】

  1. 〘 名詞 〙 冬のカラス寒烏(かんがらす・かんう)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「寒鴉色引碧雲合。初月影随紅霧消」(出典:東海一漚余滴(1375頃)一・藤谷春日)
    2. 「寒鴉(カンア)の唖々(ああ)と鳴ける時」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉自然に対する五分時)
    3. [その他の文献]〔張均‐岳陽晩景詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む