日本歴史地名大系 「寺倉村」の解説 寺倉村てらくらむら 滋賀県:坂田郡近江町寺倉村[現在地名]近江町寺倉西円寺(さいえんじ)村の東、天野(あまの)川の南岸に位置し、南は番場(ばんば)村(現米原町)。天正一九年(一五九一)四月の御蔵入目録(林文書)に村名がみえ、高三五八石余。慶長高辻帳では高三七八石余、彦根藩領(幕末に至る)。元禄八年大洞弁天寄進帳によれば人数二五九、うち寺社方一七。番場宿の助郷を勤めた(坂田郡志)。かつて大梵天(だいぼんてん)社とよばれた槻倉(つきくら)神社、曹洞宗総寧(そうねい)寺・真宗大谷派正業(しようぎよう)寺・真宗仏光寺派高徳(こうとく)寺がある。総寧寺は永徳三年(一三八三)守護佐々木氏の開基。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by