番場(読み)ばんば

精選版 日本国語大辞典 「番場」の意味・読み・例文・類語

ばんば【番場】

滋賀県米原市地名江戸時代中山道のさめがいと鳥居本の間にあった宿駅

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デジタル大辞泉 「番場」の意味・読み・例文・類語

ばんば【番場】

滋賀県米原市の地名。もと中山道の鳥居本と醒井さめがいとの間の宿場町

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「番場」の意味・わかりやすい解説

番場
ばんば

滋賀県北東部、米原市(まいばら)の一地区。古くは馬場とも書いたという。鎌倉期にすでに番場の名がみえ、元弘(げんこう)の変(1331)で北条仲時ら400人余りが自害した地として知られ、蓮華(れんげ)寺に墓が残されている。近世中山道(なかせんどう)の宿駅として栄え、天保(てんぽう)年間(1830~1844)には人口808、家数178、旅籠(はたご)屋10を数えた。戦国時代の城跡である鎌刃城跡が2005年(平成17)に国の史跡指定された。

高橋誠一


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「番場」の意味・わかりやすい解説

番場
ばんば

滋賀県北東部,米原市南西部の地区。古来関所があったことからこの名があるといわれる。かつて中山道の宿場町で,六波羅探題北条仲時ら 400人あまりの自刃の地として知られる。名神高速道路北陸自動車道交点で米原ジャンクションがある。

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事典・日本の観光資源 「番場」の解説

番場

(滋賀県米原市)
中山道六十九次」指定の観光名所。

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