日本歴史地名大系 「寺家砂田館跡」の解説 寺家砂田館跡じけすなだたちあと 石川県:羽咋市一宮寺家村寺家砂田館跡[現在地名]羽咋市寺家町寺家祭祀遺跡と複合して存在する一三世紀頃の館跡。一辺約五〇メートルの土塁と空堀で画された館跡が隣接して二区画(もしくは三区画)ある。二区の方形区画内にはそれぞれ八―九棟の掘立柱建物跡があり、二―三間×一〇間程度の大型建物を含む。また郭内で祭祀的性格の濃い石塚状の遺構一基(径約二メートル)も検出されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by