寺本知(読み)テラモト サトル

20世紀日本人名事典 「寺本知」の解説

寺本 知
テラモト サトル

昭和・平成期の部落解放運動家,詩人 大阪府同和事業促進協議会会長;大阪人権博物館館長;元・豊中市議。



生年
大正2(1913)年9月13日

没年
平成8(1996)年2月7日

出身地
大阪府

経歴
戦前から部落解放運動や同和行政に取り組み、部落解放同盟中央本部文化対策部長、同顧問、大阪府同和対策審議会委員などを務めた。また、部落解放のための文化運動の重要性を説き、自ら詩作。文学誌「豊中文学」主宰詩集に「焦心疾走」「にんげん」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺本知」の解説

寺本知 てらもと-さとる

1913-1996 昭和-平成時代の部落解放運動家,詩人。
大正2年9月13日生まれ。15歳水平社運動にはいる。戦後も部落解放運動に参加し,昭和47年大阪府同和対策審議会委員として同和施策につくす。詩人としても部落解放の文化運動をささえた。大阪人権博物館長。平成8年2月7日死去。82歳。大阪出身。詩集に「にんげん」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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