ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対偶式通気」の意味・わかりやすい解説 対偶式通気たいぐうしきつうきdiagonal ventilation 機械通気の方式の一種。互いに離れた主要入排気坑道によって通気を行う方式。中央式通気の対語。この方式によると,(1) 主要通気坑道の長さが短くてすみ,そのために通気抵抗はもちろん坑道維持費が少くてすむ,(2) 入排気坑道が接近していないために通風戸や風橋が少くてすみ,漏風 (→通気量 ) のおそれも少く有効風量が多くなる,(3) 排気が入気坑口から吸引されるおそれがない,などの利点がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by