風橋(読み)ふうきょう(その他表記)overcast; air crossing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「風橋」の意味・わかりやすい解説

風橋
ふうきょう
overcast; air crossing

鉱山坑道で2つまたはそれ以上の気流が,互いに平面交差せざるをえないようなとき,気流の混合を避けるために設けられる通気設備。下側坑道の天盤上側坑道の下盤に食込む形で交差させ,その部分をコンクリートまたは鉄板で円弧状に補強する。せり出した橋のようになるところから,この名称が起った。一般に排気を上側にするが,岩盤の状況などで排気を下側に通す場合は undercastという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む