対岸の火災(読み)たいがんのかさい

精選版 日本国語大辞典 「対岸の火災」の意味・読み・例文・類語

たいがん【対岸】 の=火災(かさい)[=火事(かじ)

  1. ( 川向かいの火事はこちら岸に飛び火する心配がないところから ) 自分には関係なく少しも痛痒(つうよう)を感じない物事のたとえ。
    1. [初出の実例]「よし百歩を譲って此等を対岸の火災とくらゐに見ても」(出典:自己の問題として見たる自然主義的思想(1910)〈安倍能成〉六)

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