対州層群(読み)たいしゅうそうぐん

最新 地学事典 「対州層群」の解説

たいしゅうそうぐん
対州層群

Taishu Group

対馬およびその周辺海域に分布する漸新(?)~下部中新統。下限は不明で,上位の鮮新統とは不整合。層厚は5,000m以上。主に砂岩泥岩互層・泥岩・砂岩からなり,一部礫岩・石炭火砕岩を伴う。背弧海盆のデルタ・タービダイト堆積物で,古流向・スランプ方向は東方を示す。NW-SE方向の軸をもつ褶曲構造が発達し,植物・軟体動物(主体門ノ沢動物群で,一部に芦屋動物群)・浮遊性有孔虫化石を産出

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 尾崎

世界大百科事典(旧版)内の対州層群の言及

【対馬】より

… 主島の対馬(面積698km2)は中央部に西から浅茅(あそう)湾が深く湾入し,湾奥は万関(まんぜき)瀬戸により分断され2島からなるようにみえるが,瀬戸は人工的に開削されたもので,もとは一つの島である。地質は,大部分が対州層群とよばれる第三紀層で,おもに黒灰色のケツ岩からなり,これに砂岩が挟まる場合が多い。また対州層群に貫入する花コウ岩などの火成岩が露出するところもある。…

※「対州層群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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