対潜兵器体系(読み)たいせんへいきたいけい(その他表記)anti-submarine warfare weapon system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対潜兵器体系」の意味・わかりやすい解説

対潜兵器体系
たいせんへいきたいけい
anti-submarine warfare weapon system

潜航中の潜水艦捜索探知・類識別するセンサと,そのセンサ情報から攻撃諸元を求める解析装置,ならびに攻撃武器から成る武器システム。潜水艦を攻撃するビークルとしては,対潜艦艇,対潜航空機および潜水艦があり,それぞれのビークルは,その特性に適合した対潜兵器体系を装備している。なお,特異な体系として,SOSUS偵察衛星などを活用する戦略的な広域潜水艦監視システムがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む