対面集団(読み)たいめんしゅうだん(その他表記)face-to-face group

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対面集団」の意味・わかりやすい解説

対面集団
たいめんしゅうだん
face-to-face group

少数成員から成り,これらの成員相互の間において,直接的な面識関係,つまり顔と顔を突き合せるほどよく面識関係がもてるような可能性をもつ,ないしもっている小集団。この概念は,集団構造や機能を成員の接触形式との関連において分析する場合に使用される。こうした集団としては普通,家族集団,近隣集団遊戯集団などの第1次集団をあげることができる。しかし対面集団はこれらに限定されるものではなく,職場集団クラブなどの第2次集団も含まれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android