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遊戯集団 ゆうぎしゅうだん play group

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遊戯集団
ゆうぎしゅうだん
play group

学齢前の子供や小学生などの遊びのための集団。子供は遊戯集団のなかである地位につき,役割を演じ,他の子供からのこれに対する評価を受けるなどによって,自我形成や社会化が促進される。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遊戯集団
ゆうぎしゅうだん
play group

子供が、家族の外で最初に参加する集団であり、仲間との遊びを目的としてインフォーマルに形成された比較的小規模の集団である。クーリーは、家族、近隣、大人たちが非公式に集まる地域集団、および子供たちの遊び仲間第一次集団(プライマリー・グループ)とよんだ。これらが第一次的であるというのは、そこでは人々が顔と顔とを直接に突き合わせ結び付き、協力と心理的融合によって、個人の社会性と理想が形成されるうえで基本的であるという意味においてである。したがって、子供の人間形成ないし社会化socializationにとって遊戯集団は不可欠である。
 遊戯集団は、同輩集団(ピアー・グループ)または仲間による結束の強い集団(ギャング・グループ)とも共通した特徴をもっている。子供は、11~12歳ころ、いわゆるギャング・エイジに入ると、親や教師の監督から逃れて自発的な仲間集団を結成し、強い仲間意識と秘密の分与を通して相互尊敬の念を発達させるが、この協同的役割交換のなかで集団規範や社会的規律の観念を習得するのである。かつて社会が近代化される以前においては、子供組、子供連中、稚児(ちご)組などの年齢集団が存在して異年齢層の上下のつながりがあったが、今日では同年齢の狭い範囲の友人だけによる、緩やかな結合のものが多くなってきた。[柴野昌山]
『C・H・クーリー著、大橋幸・菊池美代志訳『現代社会学体系4 社会組織論』(1970・青木書店)』

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