対馬江村(読み)つしまえむら

日本歴史地名大系 「対馬江村」の解説

対馬江村
つしまえむら

[現在地名]寝屋川市対馬江西つしまえにし町・対馬江東つしまえひがし町・春日かすが町・上神田かみかみだ二丁目・葛原新くずはらしん町・葛原くずはら二丁目・黒原城内くろはらじようない町・高柳たかやなぎ五―七丁目・たから町・仁和寺にわじ

淀川とふる川上流部のほぼ中間に位置する。茨田まんだ郡に属し、東は高柳村、西は仁和寺村交野かたの道が南境近くを東西に通り道の近くに集落がある。式内社津嶋部つしまべ神社(現守口市)はもと当村にあったといわれ、旧所在地一帯に神置・神ノ木・神後・宮所・弁財天などの地名があった(寝屋川市誌)。京都大報恩寺所蔵北野社一切経の応永一九年(一四一二)六月一五日付奥書に「河内国対馬江庄広度寺住良盛之」とみえる「対馬江庄」は、当地と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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