デジタル大辞泉 「寿ぎ」の意味・読み・例文・類語 こと‐ほぎ【▽寿ぎ/言▽祝ぎ】 《上代は「ことほき」》ことほぐこと。言葉で祝うこと。祝賀。「新年の―」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寿ぎ」の意味・読み・例文・類語 こと‐ほぎ【寿・言祝】 〘 名詞 〙① ( 上代は「ことほき」 ) ことほぐこと。ことばで祝うこと。また、そのことば。ことぶき。祝賀。賀。[初出の実例]「天つ璽(しるし)の劔鏡を捧げ持ち賜ひて言寿(コトホキ)〈古語に許止保企(コトホキ)といへり。寿詞といへるは今の寿觴(さかほかひ)の詞の如し〉宣(の)りたまひしく」(出典:延喜式(927)祝詞(九条家本訓))② 祝いの挨拶と、それに添える贈り物。祝いの品々。[初出の実例]「うぶやの事ありしを〈略〉ことほきをぞさまざまにしたる」(出典:蜻蛉日記(974頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例