寿興(読み)じゅこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寿興」の解説

寿興 じゅこう

?-? 奈良-平安時代前期の僧。
内供奉(ないぐぶ)として朝廷内道場に奉仕する。延暦(えんりゃく)4年(785)最澄が比叡(ひえい)山に草庵をかまえた直後にかいた「願文(がんもん)」をたかく評価した。16年最澄も内供奉となるが,寿興の推薦があったとおもわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android