封入体細胞症(読み)ふうにゅうたいさいぼうしょう(その他表記)cell inclusion disease

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「封入体細胞症」の意味・わかりやすい解説

封入体細胞症
ふうにゅうたいさいぼうしょう
cell inclusion disease

新生児および小児のまれな疾患で,封入体と呼ばれる小体が,唾液腺,腎尿細管,肺胞壁などの細胞の核および細胞質内に存在するのを特徴とし,病原体ウイルスと考えられている。臨床症状および経過はまちまちで,唾液腺のみに病変があるときはほとんど臨床症状を示さないが,病変が全身性の場合は死亡することもある。

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