専行院(読み)せんぎよういん

日本歴史地名大系 「専行院」の解説

専行院
せんぎよういん

[現在地名]天理市柳本町

伊射奈岐いざなぎ神社の西方に位置。松庵山林泉りんせん寺と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。天文年中(一五三二―五五)円誉の開山といい、天文一二年楊本範宣の本願による開基とも伝える。織田氏が当地に入ってからはその菩提寺となった。墓地には有楽斎長益をはじめとする織田氏累代の石塔が並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大和

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む