専養寺(読み)せんようじ

日本歴史地名大系 「専養寺」の解説

専養寺
せんようじ

[現在地名]兼山町 下町

ふる町の浄音じようおん寺北隣にある。福光山と号し、日蓮宗本尊は鬼子母神。寺伝によると慶長三年(一五九八)没の神力院日見が鬼子母神像を奉じて諸国を巡錫烏峰うほう(古城山)麓に庵を結んだ。しかしその地が陰湿であったので、その後現在地に移ったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android