日本歴史地名大系 「兼山」の解説
兼山
かねやまとろ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
岐阜県中南部、可児郡(かにぐん)にあった旧町名(兼山町(ちょう))。現在は可児市の北方にあたる飛地地区。旧兼山町は1889年(明治22)町制施行。2005年(平成17)間に御嵩(みたけ)町を挟む形で可児市に編入された。中心地区は木曽(きそ)川左岸の段丘上にあり、天文(てんぶん)(1532~1555)初年に斎藤氏が古城(こじょう)山に城を築き、戦国時代には森可成(よしなり)の城下町となった。兼山湊(みなと)もあったところで、かつての灯台や石畳が残っている。町並みの上手に愛知用水の取入れ口があり、それより下流は兼山瀞(とろ)として知られ、景色がよい。
[上島正徳]
『『兼山町史』(1972・兼山町)』▽『『兼山町史 続』(2005・兼山町)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報