日本歴史地名大系 「尊霊社古墳跡」の解説 尊霊社古墳跡そんれいしやこふんあと 愛媛県:伊予市下三谷村尊霊社古墳跡[現在地名]伊予市下三谷伊予市の東南部にわだかまる谷上(たがみ)山塊の北西部の裾の標高約九〇―一〇〇メートルの緩傾斜地に位置し、重信(しげのぶ)川の河口沿岸部全体を観望しうる所、今はまったく墳丘を失った面積六五平方メートルの山林である。嘉永年間(一八四八―五四)に発掘と伝え、副葬品として鏡(径一二・五センチ弱)を出土したので尊霊社と称し祭祀したというが、鏡は現存しない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報