デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尋範」の解説 尋範 じんはん 1101-1174 平安時代後期の僧。康和3年生まれ。藤原師実(もろざね)の子。法相(ほっそう)宗。大僧都,法印をへて,長寛2年興福寺別当となり,承安(じょうあん)2年大僧正にすすむ。大乗院にすみ,のち内山別所に退隠。歌人としても知られた。承安4年4月9日死去。74歳。法名ははじめ弘覚。通称は内山僧正。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例