小さやか(読み)チイサヤカ

デジタル大辞泉 「小さやか」の意味・読み・例文・類語

ちいさ‐やか〔ちひさ‐〕【小さやか】

[形動ナリ]いかにも小さな感じのするさま。
母屋にいと―にてうち臥し給ひつるをかき抱きて」〈堤・花桜をる少将

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精選版 日本国語大辞典 「小さやか」の意味・読み・例文・類語

ちいさ‐やかちひさ‥【小やか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 ) いかにもちいさいさま。ちいさそうにみえるさま。
    1. [初出の実例]「草もちひ二くさ、例のもちひ二くさ、ちひさやかにをかしうて、さまざまなり」(出典:落窪物語(10C後)一)
    2. 「いとなまめきたる女のちいさやかなる」(出典:古今著聞集(1254)二〇)

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