小付(読み)こづけ

精選版 日本国語大辞典 「小付」の意味・読み・例文・類語

こ‐づけ【小付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荷物の上に更に小さな荷物を添え付けること。また、その小さな荷物。小付け荷物。
    1. [初出の実例]「年の数積まんとすなる重荷にはいとどこづけをこりも添へなん〈村上天皇〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)賀・一三八一)
    2. 「本馬一駄乗にかぎり貫目外の小附(コヅケ)とすることを許されてゐた」(出典夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)
  3. 重い負担のある上に更に負担が加わること。また、その加わった負担。
    1. [初出の実例]「こひのおもににこづけをそへ」(出典:評判記・もえくゐ(1677))
  4. 料理屋などで、最初に出す小鉢物。つきだし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む