精選版 日本国語大辞典 「小便一町飯一里」の意味・読み・例文・類語 しょうべん【小便】 一町(いっちょう)=飯(めし)[=糞(くそ)]一里(いちり) 歩いて旅をする時など、小便や食事(大便)のために同伴者に遅れることをいう。前者だと一町、後者だと一里の遅れになる意。また、小便は一町ぐらいはがまんでき、飯は一里ぐらいの間食べなくてもがまんして歩けることをいう。[初出の実例]「アア漸々追著いた、小便一丁屎一里といふが、それは素(ただ)の人の事だ」(出典:人情本・沉魚伝(1832‐42)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例