小前の者(読み)こまえのもの

精選版 日本国語大辞典 「小前の者」の意味・読み・例文・類語

こまえ【小前】 の 者(もの)

  1. 仕事生活規模が小さい者。ほそぼそとした暮らしを営む人。小前者。
    1. [初出の実例]「ちっと違った盗人で、小前(コマヘ)の者(モノ)の家へは入らず」(出典歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)(1862)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 盗人 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android