小動村
こゆるぎむら
[現在地名]寒川町小動
小谷村の北にあり、東は中原道を境に獺郷村(現藤沢市)に接する。西境を目久尻川が流れていたが(風土記稿)河川改修により現在は北西の宮山地内を流れる。正保国絵図に「小動村」とある。
慶長(一五九六―一六一五)より旗本保々領、のち幕府直轄領などを経て文化六年(一八〇九)旗本松平領。天明八年(一七八八)の村明細帳(小島文書)によれば、万治元年(一六五八)矢田彦右衛門が検地し、田一三町三反余、畑二四町三反余で、石盛は田方が上一四、中一〇、下六、畑方が上八、中六、下四であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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