小原伝(読み)オハラ ツトウ

20世紀日本人名事典 「小原伝」の解説

小原 伝
オハラ ツトウ

明治〜昭和期の陸軍中将



生年
文久1年12月14日(1862年)

没年
昭和3(1928)年3月29日

出生地
伊予国(愛媛県)

学歴〔年〕
陸士〔明治17年〕卒,陸大〔明治22年〕卒

経歴
伊予国士族・小原家の五男に生まれ、明治10年幼年学校に学ぶ。15年陸軍砲兵少尉となり、22年近衛砲兵連隊中隊長。26年ドイツへ留学し、28年帰国。のち軍参謀、オーストリア公使館付、ドイツ公使館付武官などを経て、日露戦争では第12師団参謀長として出征。のち陸軍大学教官、砲工学校長も務めた。大正3年中将。4年第5師団長となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小原伝」の解説

小原伝 おはら-つとう

1862*-1928 明治-大正時代軍人
文久元年12月14日生まれ。ドイツ公使館付武官などをへて,日露戦争では第十二師団参謀長として出征。大正3年中将にすすみ,翌年第五師団長となった。昭和3年3月29日死去。68歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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