小味(読み)コアジ

デジタル大辞泉 「小味」の意味・読み・例文・類語

こ‐あじ〔‐あぢ〕【小味】

[名・形動]
こまやかで趣のある味わい。また、そのようなさま。「小味をきかす」「小味なことを言う」
取引用語で、相場が動きはじめて売買におもしろみが出てくること。
[類語]大味

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小味」の意味・読み・例文・類語

こ‐あじ‥あぢ【小味】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 味のこまやかでよいこと。微妙で趣のある味。また、そのさま。⇔大味
    1. [初出の実例]「あの貞水の小味な下直さを」(出典:寄席風俗‐高野長英・加賀鳶・犬猫鍋(1935)〈正岡容〉)
  3. 取引相場で、相場の動きの幅が小さいが、売買におもしろみのあること。〔最新現代語辞典(1933)〕

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