小哨吶草(読み)こチャルメルそう

精選版 日本国語大辞典 「小哨吶草」の意味・読み・例文・類語

こ‐チャルメルそう‥チャルメルサウ【小哨吶草】

  1. 〘 名詞 〙 ( チャルメルは[ポルトガル語] charamela ) ユキノシタ科の多年草本州四国・九州の山地樹陰に生える。高さ一〇~二〇センチメートル。葉は長さ一〇センチメートル内外の柄をもち根ぎわからはえ、葉身は長さ約五センチメートルの心臓形で縁は掌状に浅裂し、不規則な鋸歯(きょし)がある。四~五月、葉間から花茎をのばし、ごく小さな淡黄緑色の五弁花をまばらにつける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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