樹陰(読み)ジュイン

デジタル大辞泉 「樹陰」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐いん【樹陰/樹×蔭】

樹木のつくる日陰。こかげ。「―に憩う」
[類語]葉陰木陰緑陰日陰物陰山陰草陰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「樹陰」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐いん【樹陰】

  1. 〘 名詞 〙 樹木のかげ。こかげ。
    1. [初出の実例]「翠松明月得相尋、計会夜凉生樹陰」(出典:殿上詩合(1056)松月夜凉生〈藤原師基〉)
    2. 「樹陰納涼 あらしをも露をまうけて夏衣袖に涼しき松のした陰」(出典:草根集(1473頃)一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐范冉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「樹陰」の読み・字形・画数・意味

【樹陰】じゆいん

字通「樹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android