日本歴史地名大系 「小坂西村」の解説 小坂西村こさかにしむら 岡山県:浅口郡鴨方町小坂西村[現在地名]鴨方町小坂西小坂東村の南にあり、大内(おおうち)峠を越えると尾坂(おさか)村(現笠岡市)、東は深田(ふかだ)村、西は吉田(よしだ)村(現笠岡市)。字に大内・西原(にしはる)・指田(さすだ)・そうら(惣良)田(だ)・谷井(たにい)・引野(ひきの)がある(「鴨方領明細帳」池田家文庫)。寛永備中国絵図・正保郷帳ともに岡山藩領、西小坂村とみえ、高七九七石余。寛文一二年(一六七二)鴨方藩領となり(撮要録)、幕末に至る。貞享元年(一六八四)の信州様御分知御見合帳には小坂西村とあって高一千一七二石余、物成四五七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by