小宅古墳群(読み)おやけこふんぐん

日本歴史地名大系 「小宅古墳群」の解説

小宅古墳群
おやけこふんぐん

[現在地名]益子町小宅 馬場前

小宅川右岸丘陵上の頂部から南斜面にかけて分布する、前方後円墳六基・円墳二九基、総数三五基からなる古墳時代後期から終末期にかけての古墳群。谷の東方に近接する西坪にしつぼ古墳群・日向ひなた古墳群を含めると総数五二基の古墳の分布が長さ一・五キロ、幅二〇〇―三〇〇メートルの帯状にみられることになる。また、北西四〇〇メートルの丘陵には当古墳群に先行する向北原むこうきたはら古墳群がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android