小安場所(読み)おやすばしよ

日本歴史地名大系 「小安場所」の解説

小安場所
おやすばしよ

近世の場所(持場)名。箱館六箇場所の一つ。現戸井町域西部の運賀うんが川河口(現字小安辺り)を中心として設定された。谷地町やじまち川を西の境とし、東は戸井川を戸井場所との境とした(嘉永七年「六ヶ場所調書」市立函館図書館蔵)。同川の傍らに境杭があった(「蝦夷日誌」一編)シャクシャインの戦に関連して「津軽一統志」に「おやす 家十五軒」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む