小尼(読み)こあま

精選版 日本国語大辞典 「小尼」の意味・読み・例文・類語

こ‐あま【小尼】

〘名〙
① まだ小さい尼。少女の尼。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)三「小尼が汲で出す入端
② (「小阿魔」とも) 少女を卑しめていう語。
滑稽本・大平楽国字解(1776)一「小尼(コアマ)めはとかく京へ奉公にきたいといいます」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android