小山政光(読み)おやま まさみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山政光」の解説

小山政光 おやま-まさみつ

?-? 平安後期-鎌倉時代武将
下野(しもつけ)(栃木県)小山荘を領有し,下野大掾として勢力をのばした。源頼朝にしたがい,御家人となり下野守護となる。文治(ぶんじ)5年(1189)の奥州藤原氏攻めで活躍した。妻は頼朝の乳母寒河尼。通称四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小山政光の言及

【小山[市]】より

…《和名抄》に都賀郡小山郷と見える。小山政光が思川東岸の丘陵に築いた小山城(祇園城)は1590年(天正18)小田原征伐に伴い小山氏が滅亡して破却された。3万3000石を与えられて小山城を再興した本多正純は1617年(元和3)日光造営工事を指揮したので,思川の乙女河岸で陸揚げされた資材は小山,壬生(みぶ)経由で送られた。…

※「小山政光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む