小島 琢磨(読み)コジマ タクマ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小島 琢磨」の解説

小島 琢磨
コジマ タクマ


職業
声楽家

専門
バス,バリトン

肩書
愛知県立芸術大学名誉教授

生年月日
昭和2年 1月25日

出生地
東京都

学歴
東京芸術大学〔昭和28年〕卒

経歴
阿部英雄、中山悌一長坂好子、ホルスト・ギュンターに師事。昭和28年クルト・ベス指揮のNHK交響楽団定期演奏会「フィデリオ」の演奏会形式でデビュー。バッハヘンデルベートーベンモーツァルトフォーレベルディロッシーニなど宗教曲を中心に演奏活動。二期会に属し、オペラは「オテロ」のモンターノ、団伊玖磨「ききみみずきん」の杉の木、ファゾルトなどを歌い、「サロメ」の日本初演に参加。50年文化庁在外研修員としてフライブルク音楽大学に留学。30〜45年千葉大学、28〜48年東京女子体育大学、45年〜平成4年愛知芸術大学、のち武庫川女子大学で後進を指導した。

所属団体
二期会

没年月日
平成17年 12月1日 (2005年)

家族
妻=小島 準子(桐朋学園大学名誉教授)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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