小島灯台(読み)こじまとうだい

日本歴史地名大系 「小島灯台」の解説

小島灯台
こじまとうだい

[現在地名]松前郡松前町字小島

小島の東側、弁天ノ鼻べんてんのはなとよばれる岬上にある灯台。大正一〇年(一九二一)五月に着工し、白色八角形コンクリート造で同一二年一〇月一日が初灯。等級三等、光達距離一八・五マイル、霧笛が併設されていた。職員・家族が常駐していたが(松前町史)、昭和二八年(一九五三)には松前航路標識事務所が管理することになり、その後職員二、三名で一五日ごとに交替勤務する滞在管理となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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