小崎沼(読み)おさきぬま

日本歴史地名大系 「小崎沼」の解説

小崎沼
おさきぬま

[現在地名]行田市埼玉

埼玉さきたまの小名尾崎通おさきどおりにある沼。寛政―享和年間(一七八九―一八〇四)成立の「武蔵志」は「今ハ沼縁新田ト成、サレトモ中程大ナル沼ナリ、菰・蓮・菱・杜若多ク、鮒・鯰・・鯉住メリ、サレトモ深カラス、冬ハ水鳥多クすたク、領主豊州ノ建玉フ碑ハ野畠ノ末、清水湧キ、田ノ緑、柳・松ナト有テ物寂タル処ナリ」と当時の情景を描写している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む