精選版 日本国語大辞典 「小川絹」の意味・読み・例文・類語 おがわ‐きぬをがは‥【小川絹】 〘 名詞 〙① 埼玉県比企郡小川町付近から産出する生絹。経(たていと)、緯(よこいと)ともに生糸を用いた糸好絹(いとよしぎぬ)、緯に玉糸を用いた散好絹(ちりよしぎぬ)、経緯ともに玉糸を用いた玉絹などがある。紅絹(もみ)、裏地などにする。② 富山県南砺市井波・城端(じょうはな)地方に産する薄地の絹織物。室町末期に①の職工からその技術を学んだので名づけられたという。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例