日本歴史地名大系 「小性町」の解説 小性町こしようまち 岡山県:津山市津山城下小性町[現在地名]津山市小姓町(こしようまち)京(きよう)町・堺(さかい)町の南裏に東西に連なる両側町。東は河原(かわら)町、西は新魚(しんうお)町、南は船頭(せんどう)町。正保城絵図に町屋が記され、万治町絵図に町名がみえる。町名の由来について「津山誌」には、津山藩創設当初、藩の中小姓の仮屋敷を置いたためと推測している。享保町絵図では町は西から上下に分れている。元禄一〇年(一六九七)の家数等改帳によると家数三三、本役三五軒、町筋東西八〇間・通道町幅二間二尺、関貫二。同年の人数改帳では六二六人、安政五年(一八五八)には二三一人(町奉行日記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by