小日山村(読み)こびやまむら

日本歴史地名大系 「小日山村」の解説

小日山村
こびやまむら

[現在地名]上月町小日山

大畠おおばたけ村の南、北流する大日山おおびやま川両岸の山間地にあり、集落は谷間に立地する。西は美作国英田あいだ白水しらみず(現岡山県作東町)。江戸時代の領主変遷上月村に同じ。正保郷帳に村名がみえ、田方三一石余・畠方三〇石余。天保郷帳では高七一石余。紙漉が行われ、嘉永元年(一八四八)には紙屋一一人で年間二六四束を漉き、口銭九一匁を納めている(「紙束数取調口銭取立帳」大谷家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android