小曾納村(読み)おそのうむら

日本歴史地名大系 「小曾納村」の解説

小曾納村
おそのうむら

[現在地名]美野里町小曾納

園部そのべ川の左岸に位置し、東は竹原上郷たけはらかみごう村。古代生園おそのう郷の本郷とされ、鎮守社の近辺に生園岡の地名が残る。小曾納の名も生園より生じたと思われる。中世は大掾氏、天正一八年(一五九〇)より佐竹氏の支配下にあった。慶長七年(一六〇二)秋田氏領、正保二年(一六四五)天領となり、同四年の年貢割付帳(島田家文書)には「花野井小曾納村」とあり、花野井はなのいと同村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 鹿島神社

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む