小杉二郎(読み)コスギ ジロウ

20世紀日本人名事典 「小杉二郎」の解説

小杉 二郎
コスギ ジロウ

昭和期のインダストリアルデザイナー 小杉二郎デザイン研究所主宰;インダストリアルデザイナー協会名誉理事。



生年
大正4(1915)年3月25日

没年
昭和56(1981)年2月17日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京美術学校工芸科図案部(現・東京芸術大学)〔昭和13年〕卒

主な受賞名〔年〕
毎日産業デザイン賞(第1回),毎日工業デザインコンペ特1席(第2回)〔昭和28年〕「蛇の目ミシン」

経歴
昭和19年商工省工芸指導所に入り、20年からフリーでスクータートラック乗用車などのデザインを手がけた。また毎日工業デザイン賞審査員を務めた。作品に「プレス加工による十字型骨組み自転車」「蛇の目ミシン」「マツダクーペ360」「MK360」「マツダ三輪トラック」「新三菱重工スクーター」「日立製作所レントゲン」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小杉二郎」の解説

小杉二郎 こすぎ-じろう

1915-1981 昭和時代後期のインダストリアルデザイナー。
大正4年3月25日生まれ。小杉放庵次男戦後フリーのデザイナーとなり,昭和28年毎日工業デザイン賞特選1席。トラック,スクーター,乗用車などのデザインを手がけ,東洋工業(現マツダ)のR360クーペのデザインで知られる。昭和56年2月17日死去。65歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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