小松原伝馬所跡(読み)こまつばらてんましよあと

日本歴史地名大系 「小松原伝馬所跡」の解説

小松原伝馬所跡
こまつばらてんましよあと

[現在地名]御坊市湯川町小松原

近世、熊野街道宿駅であった小松原宿に置かれた和歌山藩の伝馬所で、ほかに原谷はらだに(現日高郡日高町)印南いなみ(同印南町)南部みなべ(同南部町)など藩内の要地に三八ヵ所の伝馬所があった。常式馬一五疋を備え、小松原村の村高六九〇石余のうち、五〇〇石が御伝馬引高とされていた(日高鑑)。天保一二年(一八四一)の郡割帳(芝口家蔵)によると、郡割課役のうち、天田組では常に三〇人分が伝馬役引となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む